夏と言えばやはり海ですよね。青い空、白い砂浜、そして心地よい海風に包まれたひとときは、まさに夏ならではの特別な瞬間です。透き通るような海の美しさに、壮大な夕日や富士山の雄大な景色が重なり、贅沢な風景を堪能できる場所が広がります。
今年も、そんな海を堪能できる季節がやってきました。特に東京湾と相模湾に囲まれた神奈川県は、絶景が堪能できるエリアで、美しい浜辺が点在しています。都会の喧騒を忘れ、静かな海辺で心地よい海風を感じながら過ごす時間は、心身ともにリフレッシュできる至福のひとときです。
今回は、そんな特別な時間を過ごしたい方におすすめの、神奈川県内でアクセスも便利なビーチスポット(浜辺)を厳選して紹介します。都会の喧噪を離れ、海の魅力を存分に感じることができる場所ばかりですので、ぜひ最後までチェックしてください!
目次
世界も認める絶景ビーチ!ダイヤモンド富士も見どころの「一色海岸」


「一色海岸」は葉山町にある、三ヶ岡山と葉山御用邸に囲まれた海岸です。逗子駅からバスで16分でアクセスできます。
静かな雰囲気を醸し出すこの海岸は、まるでプライベートビーチにいるかのような感覚を味わえます。
歴代の天皇陛下は、葉山御用邸を訪れた際にこの海岸をよく散策されたそうで、皇族からも愛される特別な場所です。
この海岸は、2013年に「世界の厳選ビーチ100」に選出されました。実は、日本のビーチで選出されたのは「沖縄県阿嘉島の北浜ビーチ」とここ「一色海岸」のみ!まさに、世界も認める最上級のビーチです!
また、一色海岸は、水質・景観などの様々な規定を満たしたビーチ「日本の水浴場88選」の一つでもあります。海水の透明度が高く、透き通った綺麗な色の海を楽しめます。
晴れていれば遠くに富士山を望むことができるほか、4月と9月には夕日が富士山の山頂に沈む「ダイアモンド富士」を見られるかもしれません!
日中の海の煌めきや夕日と富士山の共演など、一日を通して絶景を楽しめるビーチです。
首都圏の海とは思えない透明度!南国のような絶景が広がる「荒井浜海水浴場」


「荒井浜海水浴場」は三浦市にある、約150mの小さな砂浜。「日本の水浴場88選」にも選ばれる日本屈指のビーチです。
この海岸の一番の特徴は、澄み切った美しい海水!海は首都圏とは思えないほどの透明度を誇り、まるで南国にいるかのような海の景色を楽しめます。晴れた日には目の前に富士山が望めます。
西向きのこの海岸は、夕日が目の前に沈みます。箱根の山々や富士山に沈みゆく夕日は絶景です!
この海岸は、湾になっているおかげで波が非常に穏やかです。周辺には岩場があり、シュノーケリングや磯遊びを楽しむことができます。海水浴の期間だけでなく一年中営業している海の家があるため、シーズン外での訪問にも最適です!
「荒井浜海水浴場」は、京浜急行線三崎口駅から「油壺温泉行き」バスの終点で下車後徒歩約10分で到着します。
車を利用した場合であっても、海岸の駐車場からは徒歩で10分以上歩く必要があります。途中の道は坂や細い通りが多いため、訪問する際は動きやすい服装がおすすめです。
アクセスが大変なスポットですが、その先には苦労を忘れてしまうほどの絶景が待っています!
日本旅行の思い出に、首都圏屈指の透明な海を堪能してみてはいかがですか?
絶景なのに穴場スポット!一面に水平線が広がる「御幸の浜」


「御幸の浜」は小田原市にある海岸です。明治6年に天皇皇后両陛下が、海岸での漁夫の地引網をご覧になったことを記念して「御幸の浜」と呼ばれるようになりました。
この海岸の特徴は、見晴らしの良さにあります。長さ約2.7kmにも渡る砂浜がほぼ一直線に広がっており、海の雄大さを存分に感じられる絶景スポットです。天気の良い日には、遠くに伊豆半島や三浦・房総半島を望みます。
南東の方角を向いた「御幸の浜」は、非常に美しい日の出を堪能できるスポット。遮るものが何もない水平線から日が昇る様子はまさに絶景です!
海岸の西側には、赤い小さな灯台が目印の突堤があります。この場所は砂浜よりも更に水平線が広がって見えるため、御幸の浜を訪れたらぜひ立ち寄りたいスポットです。
ここは絶景が堪能できる場所でありながら、訪れる人が非常に少ない穴場スポット!海岸に誰も人がいないということも多いため、静かな空間でまったりと絶景に浸りたい人におすすめです!
「御幸の浜」は小田原駅から徒歩約20分でアクセスできます。駅からは遠く感じる距離ですが、道中に名所「小田原城」があります。小田原城からは徒歩約10分で向かうことができるため、日本の名所と絶景の両方を楽しんでみませんか?
朝焼けも夕焼けも絶景!茅ヶ崎サザンCが目を惹く「サザンビーチちがさき」


「サザンビーチちがさき」は茅ケ崎にある海水浴場です。茅ヶ崎駅から徒歩約20分で向かうことができます。
茅ヶ崎は、日本が誇るカリスマバンド「サザンオールスターズ」ゆかりの地。この海水浴場は、その地元のスーパースターにあやかって名付けられました。
ビーチのシンボルである「茅ヶ崎サザンC」は、「CHIGASAKI」の頭文字である「C」を象ったモニュメント。Cの右側に立つとCの切れ目が繋がって円ができることから、縁結びのスポットとしても有名です。
「C」の中心には、茅ケ崎を象徴する「烏帽子岩」が見られます。
この海岸は、朝焼けも夕焼けも絶景の贅沢なスポットです。東には江の島、西には伊豆半島や富士山が見え、太陽が日本の名所と織りなす美しい景色を堪能できます。
烏帽子岩は、茅ヶ崎漁港から運航する「えぼし岩周遊船」で近くから見ることもでき、地上からは見られない烏帽子岩の裏側を見られます。船上でしか見られない、烏帽子岩と富士山のツーショットに注目です!
東浜と西浜で異なる景色!目の前に江の島を望む「片瀬海岸」


「片瀬海岸」は藤沢市にある、江の島の手前に広がる海岸です。この海岸は、江の島を境に東浜と西浜に分けられており、それぞれ異なった景色を楽しめます!
東浜は、江の島に繋がるように広がった海岸です。ここは、海・砂浜・江の島の全景がバランスよく視界に入る絶景スポット!中でも、江の島を繋ぐ弁天橋に夕日が沈んでいく夕刻には、逆光に浮かび上がる江の島の美しいシルエットを堪能できます。
西浜は、左に江の島、右に富士山を堪能できる贅沢なスポットです。夕暮れ時には、赤く染まる富士山のシルエットを遮るものなく堪能できます。テラス席や階段など座って楽しめる場所が多く、ゆったりと絶景を楽しむことができます。
「片瀬海岸」は、小田急江ノ島線「片瀬江ノ島駅」から徒歩約5分でアクセスできます。この駅は竜宮城をモチーフに建てられており、駅舎の中にはクラゲがいる水槽が設置されています。
また、江ノ島電鉄「江ノ島駅」からも徒歩約5分でアクセスでき、道中には名物「たこせんべい」や「しらす丼」などのグルメを堪能できる場所が多くあります。海岸だけでなく、最寄りの駅から楽しめるスポットです。
絵に描いたような夕暮れの絶景に注目!アクセスが良い穴場「七里ヶ浜海岸」


「七里ヶ浜海岸」は、鎌倉市にある海岸です。「日本の渚100選」に選ばれており、東には三浦半島、西には江ノ島や富士山を望む雄大な景色が広がります。
日中は、雄大な海に太陽の光が反射してキラキラと上品に輝きます。まるで宝石を眺めているかのような自然が織りなす光景は感動的です!
そして、このスポットでの一番の絶景は夕暮れ時に見られます。太陽が西に大きく傾くと、濡れた砂浜に夕日の光が反射してオレンジの道が現れます。その幻想的な光景と、逆光を受けて浮かび上がる江ノ島と富士山のシルエットの共演は、ここでしか見られない絵に描いたような絶景です!
季節や場所によっては、江ノ島シーキャンドルに夕日が沈んで見える「ダイヤモンド江の島シーキャンドル」を見られる、いくつもの絶景ポイントが詰まったスポットです。
「七里ヶ浜海岸」は、江ノ島電鉄「七里ヶ浜駅」から徒歩約2分または江ノ島電鉄「鎌倉高校前駅」から徒歩約1分で到着します。非常にアクセスしやすいこのスポットですが、遊泳禁止であることが影響してか観光客が少ない穴場スポットです!
数々の絶景をゆったりと楽しみませんか?
まとめ
今回は、絶景が見られる神奈川のビーチを紹介しました。
江の島と富士山の共演など、神奈川ならではの景色を堪能できるスポットもあるので、お好みのビーチを探してみてください!
さらに贅沢なリラックスタイムを過ごしたいなら、プライベートプールのあるヴィラやリゾートがおすすめです。青い海に包まれた神奈川県には、まるで自分だけの海辺で過ごしているような感覚を味わえるプライベートプールを完備した宿泊施設も数多くあります。
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